横瀬火砕丘噴出物・横瀬溶岩

横瀬火砕丘噴出物はテフラ層位11c-2(青ゴラ)に対応する凝灰角礫岩層で、粗粒層と細粒層の互層構造となっています。大平ばえでは、横瀬溶岩(単斜・斜方輝石玄武岩)によって直接覆われますが、黒瀬、小平ばえでは横瀬火砕丘噴出物と横瀬溶岩の間に酸化した赤色のスコリア層が挟在し、各々ほぼ同時期の噴火活動によるものと考えられています。横瀬溶岩が874年の貞觀の噴火の噴出物(テフラ層位12)に覆われる、テフラ層位11が堆積する局面での最終段階、1,500年ほど前の地質遺産です。

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大平ばえで横瀬火砕流噴出物を流下する横瀬溶岩
黒瀬の横瀬溶岩


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黒瀬で酸化した赤色スコリア層を覆う横瀬溶岩と開聞岳874年噴火噴出物
小平ばえで酸化した赤色スコリア層を覆う横瀬溶岩と開聞岳874年噴火噴出物

 

また、花瀬溶岩のような起伏の幅には欠けるものの、横瀬溶岩は、大平ばえの海岸部で粗い波状を呈しています。

大平ばえの波状横瀬溶岩礁
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